EPA/FTA判定くん

EPA/FTA判定くんはEPA/FTAの適用判定を自動で行うソフトウェアです。複数商品一括判定、リアルタイムでの外貨換算により容易な原産性確認を実現

EPA/FTA判定くん使い方

動作環境

OS: Windows (10のみ動作確認、他バージョン未確認)

CPU: 64bit

ソフト: Excel 2007以降

※起動はWEB認証のため、インターネット接続環境が必要です。

 

操作ガイド

1.入力データ(製品情報/部品展開)の準備

お客様側で以下のようなデータを準備していただきます。

雛形フォーマットは以下からダウンロードください。

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ダウンロードページ

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例えば上記のようなミキサーAの原産地判定インプットデータを作成する場合、次のようにエクセル表に入力します。親製品情報は部品点数だけ同じデータをA~G列に入力します。

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製品コード/製品名/製品FOB価格/部在コード/部材名/材料費

→任意のデータをご入力ください。

通貨1/通貨2

→JPY/USD/EUR/GBP/RMBからご選択ください。

外貨の場合は実行時点のレートで換算されます。

製品EXW価格

→日欧州協定以外は不要です。不要な場合、不明な場合は0をご入力ください。

製品HSコード/部材HSコード

→任意のHSコードをご入力ください。ドットを省いて6桁でお願いします。(例.850940)

原産フラグ

サプライヤー証明取得済みの部材はフラグ「1」を入力。

サプライヤー証明ついてはこちらをご参照下さい。

非原産材料費累計/CTC判定

→計算に使用するのでブランクのまま。

 

2.ログイン

メールでお知らせするお客様IDをご入力ください。

WEB認証を行っている為、当ソフトはインターネットに接続されたパソコンしか使用が出来ません。

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3.条件設定

実行時点レートを読み込んで表示されます。

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選択可能な協定を選択ください。

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4.出力フォルダ設定

計算後データの出力先です。

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5.EPA判定を実行し、エクセルファイルを出力

参照ボタンから入力データを指定。この際、当ページからダウンロードされた雛形ファイルを必ず使用するようにしてください。シート名が「data」ではないと正常に動作しません。

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実行ボタンを押すと、計算が開始されます。

計算中は処理進捗状況バーが以下状態となります。データ数量によってはかなりの時間を要する可能性があります。

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正常に計算されると、「EPA_data_output.xlsx」が指定出力先フォルダに生成されます。

Productsシートが新規で生成されてます。

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非原産材料費合計

→原産フラグが立っていない非原産材料費合計

原産材料費累計

→原産フラグが立っている原産材料費合計

CTC判定/RVC(控除)/RVC(積上)/非原産割合(MaxNOM)

→条件を元に算出したデータ。なお積み上げ方式はTPP条件で利益・労務費を含まず。

判定

→判定可否。入力製品HSコードが協定内に存在しなければ「該当協定に製品HSコードが存在しません」という表示。

協定文

→該当HSコードに対して、協定原文テキスト。